京町家について

京町家とは?京町家条例とは?

京都の町並み,歴史・文化の象徴である京町家。
建物としての視点だけではなく,四季折々の自然を感じる生活文化など,暮らしの美学や生き方の哲学が,京町家には凝縮されています。
この貴重な財産を保全し,将来の世代に受け継いでいくため,様々な方との協働の下に,京町家の保全及び継承を推進することを目指し,「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」(京町家条例)を制定しました。

京町家条例の概要

京町家の定義

京町家条例では,建築基準法が施行された昭和25年以前に建築された木造建築物で,伝統的な構造及び都市生活の中から生み出された形態又は意匠を有するものを「京町家」として定義しています。

「平入りとは?」
建物の出入口が屋根の棟と平行する側(平)にあるもののことです
※角地,路地状敷地,高堀造りのものは,「平入りの屋根」の条例は適用されません。

京町家の持つ価値

滅失が進む京町家の現状

近年,京町家の良さが見直され,京町家に住みたい,京町家で商売してみたいといった需要が高まっています。一方で,保全・継承について検討することなく,取壊しされる京町家が少なくありません。

京町家施策の全体像

京町家の取壊しの危機を事前に把握し,保全・継承に繋げる仕組み

京町家について,取壊しも含めた処分を検討しようとする際に,早い段階で市に届け出ていただくことで,京町家の保全・活用方法について幅広い選択肢をお示しし,当該京町家の保全・継承につなげていくことを目的とした制度です。

>各届出様式ダウンロード

条例に基づく京町家や区域の指定

趣のある町並み又は個性豊かで洗練された生活文化の保全及び継承を効果的に進めるため,条例に基づき,個別の京町家や区域を指定します。
指定にあたっては,

不動産業者・解体業者の皆さまへ

不動産業者の方

解体工事業者の方

・解体工事を請け負おうとするときは,取壊しの事前届出がされているか,所有者に確認が必要です。
・解体工事の請負契約を締結するときは,市への通知が必要です。

>通知の届出様式のダウンロード

各主体の連携体制,本市が取組むべき施策の方向性,新たな計画の策定

各主体の連携体制

京町家を保全・継承していくには,市や,所有者,使用者の方はもちろん,事業者,市民活動団体,市民の皆さまなど,様々な方のご協力と連携が必要です。条例では,以下のように各主体の役割を定めています。

本市が取り組むべき施策の方向性

京町家の保全及び継承を図るための施策の方向性を定めています。

新たな計画の策定

京町家の保全及び継承の推進に関する施策を総合的かつ計画的に実施するため,平成12年に策定した「京町家再生プラン」の後継計画として,新たな計画を定めることとしています。